富士山に登ろう! 3日目 新富士駅→富士宮五合目
2013年08月04日
3日目の朝は7時に目覚ましをセットしたが、この日も結局目覚ましが鳴る前に起きた。
起きてすぐに宿の窓から外を見た。曇っていて富士山全く見えず。
天気予報では一日曇り予報だったのでまぁ仕方ない。
とりあえず五合目を目指して8時から走り始める予定だったが、7時過ぎに宿を後にして、新富士駅に向かった。
富士山ヒルクライムに向けて、背負っていた荷物の内不要な物をコインロッカーに預けて荷物を軽くしたかった。
着替えとか、充電用のコード類、ライト、輪行バック等ロッカーに放り込んで、荷物を背負うと軽かった。
一眼デジカメをバックに入れてたまに背負って走ってるが、いつもなら重く感じる荷物が何も背負っていない位に感じる程軽く感じた。
これで、ずいぶん走りやすくなった。
新富士の駅を後にして、最初にあったセブンイレブンで朝食。
富士山途中で補給も見込めないので、水2Lを買ってボトルに補充して残った水は背負って走った。
それでも背中の荷物は軽かった。
富士山スカイラインを目指して北上していると、雨がパラパラ降ってきた。
『雨降るなんて、聞いてないよ~』と思った。
最初はパラパラだったけど、途中から本降りになって来た。
ここからしばらく雨が降ったりやんだりの中、富士山スカイラインを登った。
変わり映えしない景色の中、ゆっくりと進む。
斜度はだいたい5~6%程度。10%を超えるようなきつい区間もなく登りやすいといえば登りやすい。
ただ雨が降って全身びしょ濡れ。濡れたジャージが気持ち悪い。
いつもなら走ってればすぐに乾くジャージが湿度が高いので全く乾かないので体温調整が出来ていない。
途中、止まってジャージを脱いで上半身裸になり、風にあたって体を冷やす。
これの繰り返しでゆっくりと登っていく。
最初の休憩の時に背負ってた2Lのペットボトルの中身を捨てた。
この日は水をかぶって体を冷やす必要もなさそうだった。
富士山スカイラインは標高1400m位のところで山頂方面と御殿場方面に分岐している。
ここまでが結構しんどかった。8時位から登り始めて、ここを通過したのが12時過ぎ。
この正面に富士山が見えるはずだが曇ってて見えない。
ここから、真っ直ぐ山頂を目指さずにまずは御殿場方面に数キロ走って、水ヶ塚公園で休憩。
最初の計画には入れていなかったが、調査しているとここで昼食もとれるようだったので、数キロ余計に走る事にはなるが、寄る予定にしていた。
ここで、昼ご飯に富士山カレーと富士山コーラ
カレーはフツーのカレーだった。コーラは透明でサイダーっぽい味がするのかと思ったがちゃんとコーラっぽい味がした。
昼休憩を終えて走り始める時に富士山方面をみると下の方の輪郭がうっすらと見えていた。
ここからまだ標高1000M、13キロ走らないといけない。時間にしてだいたい2時間。
これまで2日間走って来たことを思えばたいしたことない。
体の疲れはピークに達しかけていたが、気持ちは明るかった。後2時間登れば終わる。
休憩を終えて、分岐まで数キロ戻り、山頂を目指して登り続けた。
山頂方面に入ったところにゲートがあり、ガードマンが数名警備をしていた。
ここから先は一般車両は通行規制されているようだった。
警備の人に、「霧が出たらライト点けるように」と、「観光バスには注意するように」と言われて通してもらった。
『わかりました!』と言ってはみたものの、ライトは新富士駅のコインロッカーに置いてきた。
ライト持ってませんなどと正直に言える訳もなく、そのまま黙って登った。
ちょっと登ったところで、まわりが急に明るくなってきた。
道が開けた所に出ると、
富士山が見えた。
ちょっと前まで曇っていたとは思えないくらいの青空が広がっていた。
山腹にはガスが掛かっていたが、山頂は良く見えた。
今回は、これで十分です。
二合目を越えて、晴れていた天気もまた曇ってしまいました。
三合目で標高2000Mを越えた辺りから空気が薄くなってきているのが影響しているのか、ゆっくり登ってもすぐに息が上がってしまうようになった。
無理をして、高山病にって倒れても誰も助けてくれそうにないので、ゆっくり大きく息をしながら登り続けた。
四合目を過ぎてゴールまで後2キロ程。
普通だったら一気に登れる距離であるが、最後の最後坂後ひとつ数百メートルが登れなかった。
アスファルトの上に倒れこんで休んだ。
呼吸を整え、しっかり休んで最後の数百メートルを登り切りやっと五合目到達。
標高2400M。
この看板の前まで自転車持っていって写真撮りたかったけど、はずかしかったのでやめといた。
到着時刻は15時を過ぎていたので、ちょっと休憩して下り始めた。
下りは快適だったけど、ブレーキ引く腕とお尻と踏ん張る足が限界近かったのできつかった。
それでもほとんど車の走ってない道を一気に下るのは気分爽快だった。
登るのには新富士の駅から約7時間掛かったが、下りは新富士の駅まで1時間30分位でたどり着いた。
新富士の駅で朝預けたコインロッカーから荷物を出して、自転車バラして輪行バックに入れた。
そして、トイレで着替えて新幹線に乗って帰った。
新富士18:40分発、浜松、新大阪で乗り換えて相生22時8分着。
相生駅に着いて自転車組み立てて、家まで乗って帰ったが今回の旅でこの時間が一番しんどかった。
『3日間で富士山に行く』
今回の旅は、疲れたけれど、とにかく楽しかった。
複数日泊まりながら走れることも分かったし、計画もルートを考えて1日に走る距離を考えないといけないのも分かったし、今後自転車乗るうえで発想の幅が広がる経験がたくさんできました。
今後の予定としては、まず四国1周をやってみたい。その後は、九州・北陸・関東と行きたいとこが増えました。
自転車乗る楽しみがまた増えました。
最後に、富士山ぜひ自転車で登って見てください。新富士まで新幹線で行けば、なんとか日帰りでも行ける行程を組めると思います。
多くの自転車乗りの方に、富士山を登る楽しみを味わってもらいたいと思いつつ富士山保全に協力しました。
終わり
起きてすぐに宿の窓から外を見た。曇っていて富士山全く見えず。
天気予報では一日曇り予報だったのでまぁ仕方ない。
とりあえず五合目を目指して8時から走り始める予定だったが、7時過ぎに宿を後にして、新富士駅に向かった。
富士山ヒルクライムに向けて、背負っていた荷物の内不要な物をコインロッカーに預けて荷物を軽くしたかった。
着替えとか、充電用のコード類、ライト、輪行バック等ロッカーに放り込んで、荷物を背負うと軽かった。
一眼デジカメをバックに入れてたまに背負って走ってるが、いつもなら重く感じる荷物が何も背負っていない位に感じる程軽く感じた。
これで、ずいぶん走りやすくなった。
新富士の駅を後にして、最初にあったセブンイレブンで朝食。
富士山途中で補給も見込めないので、水2Lを買ってボトルに補充して残った水は背負って走った。
それでも背中の荷物は軽かった。
富士山スカイラインを目指して北上していると、雨がパラパラ降ってきた。
『雨降るなんて、聞いてないよ~』と思った。
最初はパラパラだったけど、途中から本降りになって来た。
ここからしばらく雨が降ったりやんだりの中、富士山スカイラインを登った。
変わり映えしない景色の中、ゆっくりと進む。
斜度はだいたい5~6%程度。10%を超えるようなきつい区間もなく登りやすいといえば登りやすい。
ただ雨が降って全身びしょ濡れ。濡れたジャージが気持ち悪い。
いつもなら走ってればすぐに乾くジャージが湿度が高いので全く乾かないので体温調整が出来ていない。
途中、止まってジャージを脱いで上半身裸になり、風にあたって体を冷やす。
これの繰り返しでゆっくりと登っていく。
最初の休憩の時に背負ってた2Lのペットボトルの中身を捨てた。
この日は水をかぶって体を冷やす必要もなさそうだった。
富士山スカイラインは標高1400m位のところで山頂方面と御殿場方面に分岐している。
ここまでが結構しんどかった。8時位から登り始めて、ここを通過したのが12時過ぎ。
この正面に富士山が見えるはずだが曇ってて見えない。
ここから、真っ直ぐ山頂を目指さずにまずは御殿場方面に数キロ走って、水ヶ塚公園で休憩。
最初の計画には入れていなかったが、調査しているとここで昼食もとれるようだったので、数キロ余計に走る事にはなるが、寄る予定にしていた。
ここで、昼ご飯に富士山カレーと富士山コーラ
カレーはフツーのカレーだった。コーラは透明でサイダーっぽい味がするのかと思ったがちゃんとコーラっぽい味がした。
昼休憩を終えて走り始める時に富士山方面をみると下の方の輪郭がうっすらと見えていた。
ここからまだ標高1000M、13キロ走らないといけない。時間にしてだいたい2時間。
これまで2日間走って来たことを思えばたいしたことない。
体の疲れはピークに達しかけていたが、気持ちは明るかった。後2時間登れば終わる。
休憩を終えて、分岐まで数キロ戻り、山頂を目指して登り続けた。
山頂方面に入ったところにゲートがあり、ガードマンが数名警備をしていた。
ここから先は一般車両は通行規制されているようだった。
警備の人に、「霧が出たらライト点けるように」と、「観光バスには注意するように」と言われて通してもらった。
『わかりました!』と言ってはみたものの、ライトは新富士駅のコインロッカーに置いてきた。
ライト持ってませんなどと正直に言える訳もなく、そのまま黙って登った。
ちょっと登ったところで、まわりが急に明るくなってきた。
道が開けた所に出ると、
富士山が見えた。
ちょっと前まで曇っていたとは思えないくらいの青空が広がっていた。
山腹にはガスが掛かっていたが、山頂は良く見えた。
今回は、これで十分です。
二合目を越えて、晴れていた天気もまた曇ってしまいました。
三合目で標高2000Mを越えた辺りから空気が薄くなってきているのが影響しているのか、ゆっくり登ってもすぐに息が上がってしまうようになった。
無理をして、高山病にって倒れても誰も助けてくれそうにないので、ゆっくり大きく息をしながら登り続けた。
四合目を過ぎてゴールまで後2キロ程。
普通だったら一気に登れる距離であるが、最後の最後坂後ひとつ数百メートルが登れなかった。
アスファルトの上に倒れこんで休んだ。
呼吸を整え、しっかり休んで最後の数百メートルを登り切りやっと五合目到達。
標高2400M。
この看板の前まで自転車持っていって写真撮りたかったけど、はずかしかったのでやめといた。
到着時刻は15時を過ぎていたので、ちょっと休憩して下り始めた。
下りは快適だったけど、ブレーキ引く腕とお尻と踏ん張る足が限界近かったのできつかった。
それでもほとんど車の走ってない道を一気に下るのは気分爽快だった。
登るのには新富士の駅から約7時間掛かったが、下りは新富士の駅まで1時間30分位でたどり着いた。
新富士の駅で朝預けたコインロッカーから荷物を出して、自転車バラして輪行バックに入れた。
そして、トイレで着替えて新幹線に乗って帰った。
新富士18:40分発、浜松、新大阪で乗り換えて相生22時8分着。
相生駅に着いて自転車組み立てて、家まで乗って帰ったが今回の旅でこの時間が一番しんどかった。
『3日間で富士山に行く』
今回の旅は、疲れたけれど、とにかく楽しかった。
複数日泊まりながら走れることも分かったし、計画もルートを考えて1日に走る距離を考えないといけないのも分かったし、今後自転車乗るうえで発想の幅が広がる経験がたくさんできました。
今後の予定としては、まず四国1周をやってみたい。その後は、九州・北陸・関東と行きたいとこが増えました。
自転車乗る楽しみがまた増えました。
最後に、富士山ぜひ自転車で登って見てください。新富士まで新幹線で行けば、なんとか日帰りでも行ける行程を組めると思います。
多くの自転車乗りの方に、富士山を登る楽しみを味わってもらいたいと思いつつ富士山保全に協力しました。
終わり
Posted by じゅんきち at 21:26│Comments(2)
│関東・東海
この記事へのコメント
お久しぶりです!
すごいのやりましたね!
ほんとすごい刺激になります。
五合目まで車で行きましたが、あの坂をチャリで登ってる人を見て唖然としたのを思い出しました。
あっしは広島に来てからはほんと乗る機会がほとんどありません。涙
少しでも乗るように頑張ります!
すごいのやりましたね!
ほんとすごい刺激になります。
五合目まで車で行きましたが、あの坂をチャリで登ってる人を見て唖然としたのを思い出しました。
あっしは広島に来てからはほんと乗る機会がほとんどありません。涙
少しでも乗るように頑張ります!
Posted by バリ at 2013年08月05日 23:23
>バリさん
お久しぶりです。
久々にやっちゃいました。
富士山登ってみると意外に斜度きついところもなく登りやすかったです。
私もしばらく乗ってませんでしたが、最近やっと乗れる時間も取れるようになってきたので、これからどんどん乗っていこうと思います。
お久しぶりです。
久々にやっちゃいました。
富士山登ってみると意外に斜度きついところもなく登りやすかったです。
私もしばらく乗ってませんでしたが、最近やっと乗れる時間も取れるようになってきたので、これからどんどん乗っていこうと思います。
Posted by じゅんきち at 2013年08月06日 05:44